2010年9月14日火曜日

最前線

僕がいろいろと考えたり、人にあったりしているのも、編集者になりたいという目標があるからだ。

今現在では、「編集者」という枠組みも今までの「紙」にとらわれることがなくなり、本~WEB~アプリまで、「編集=情報を見せたい人とメディアのインターフェースにあわせて加工する能力」という概念の元、いろいろと応用できる時代になってきていると思う。

その中で、今までの「編集」という概念近い中で、つまり、小説、雑誌、マンガなどのアウトプットにこだわりながらも、その表現媒体を選ばない出版社が現れた。

講談社が新しく作った会社、星海社である。


彼らの新しいメディア「最前線」の紹介文を、ここで紹介したい。



星海社はあらゆる才能が結集するウェブサイト「最前線」のプレオープンを9月上旬に向けて予定いたしております。「最前線」では、小説、漫画、そしてウェブならではの魅力あふれるスペシャル企画をすべて無料でご用意いたします。また、それらのコンテンツに対する特殊な著作権保護のプロテクトは、著作者サイドからの要望がない限りは一切行う予定がありません。ウェブ時代のオープンな表現の最前線として、「最前線」は機能していくことを目指しています。どうかご期待下さい。


注目すべきはこの「著作権保護のプロテクト」をしないという部分だ。


書籍「FREE」でも定義されたフリーミアムという概念。
それを出版に応用することは、書籍単位では行われてきた。


果たして、このモデルで売上がどうでるのか。
営業1人、編集1人というシンプルな組織で動かすからこそ、
実現できることかもしれないが、どのようなコンテンツを出し、
どのような形で売上を立てていくのか、今後に注目である。

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